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ムリやムダを防ぐ「業務プロセス設計の基本」(6/20開催)

更新日:1 日前


開催:2025年6月20日(金)19:30〜21:00

場所:オンライン開催(Zoom) 

参加者:10名(管理職・マネジメント層(課長、部長))

2025年6月20日(金)、Good PASS会員を対象に、管理職向け「ベーシック勉強会」の第1回目を開催しました。


今回は、新任課長からマネジメント経験のある部長クラスまで、幅広い層の管理職が参加。

業務プロセス設計をテーマに、現場での課題や、管理職として抱える複雑な感情を率直に共有し合うところからスタートしました。


勉強会では、Good Teamが提唱する「管理職12役割ステップ」のNo.8〈業務プロセス設計〉に対応した実践Tipsテキストをベースに、総論の解説と、現場で活かせる実践観点(=行動エッセンシャル)を講義とワークを通じて学びました。


参加者はそれぞれの職場に即した課題を整理し、明日からの行動に具体的につなげる視点やヒントを得る時間となりました。


🎥 アーカイブ動画

※ Good PASS「Luminary会員」限定で視聴いただけます。

※ 上記はLuminary会員限定のアーカイブ視聴ページです。Light会員、Grow会員でセッションにご参加の方へは視聴専用の別途動画リンクをメールにてご案内しておりますのでご確認ください。

🔸開催の背景

現場では「任せた業務でトラブルが起きる」「ムダが改善されない」「業務が常に遅れがち」といった悩みが多く聞かれます。特に、未経験の部門をマネジメントする立場になった際には、部下の方が業務に詳しく、自分は全体像をつかめない──そんな不安や戸惑いに直面する管理職も少なくありません。

こうした課題に対し、今回はGood PASSの「管理職12役割ステップ」のうち、8. 業務プロセス設計に対応した回として勉強会を開催。業務の構造化・フロー化・改善視点を通じて、ムリやムダを防ぎ、チームのパフォーマンスを最大化するための基本の型を学び合いました。



🔸本日のベーシック勉強会の狙い

  • 新任管理職が現場で活かせる「考え方」「頭の使い方」「行動のイメージ」を持てるようになることを目標に設計。

  • 感覚で行っていたことを「言語化・構造化」し直すことで、再現性と伝承性を高め、育成につなげる場として定義。



🔸今回のプログラム


🔸受講前の参加者の課題感(一部抜粋)

  • 業務改善や見直しをすると、メンバーや他部署で変化を嫌がる人が多くて管理職としてはメンタルがキツくなる時もある

  • 長い時間軸で将来のビジョンを語るという役割が十分に果たせていない

  • 課題の本質が見えないまま走らなければならず、早期の課題解決に苦慮している

  • 自分の経験がない部門の管理職となり、仕事イメージが持てない


🔸講師からの気づきの言語化

🔸管理職の気づき・学び(チェックアウト)

  • 業務設計は「余白」を生み出す行為 

    「ドタバタで回していた自分の仕事を省みるきっかけになった」「設計があるからこそ、チームにも心にも時間にも余白が生まれる」との気づきが共有されました。


  • 価値観の違いがプロセス設計に表れる

    朝の準備ワークでは「時短」を重視する人もいれば「質の丁寧さ」にこだわる人もいて、目的や優先順位が人によって異なることが見えてきました。 それを互いに理解・共有することが、任せる・支えるマネジメントの前提であると再認識された声もありました。


  • 「見える化」は改善の出発点 

    「プロセスを見える化すると、“できそう”と見通しが立ち、動き出せる」「言語化の有無が、任せられるかどうかを左右する」との実感が語られました。


  • プロセスは“支援”であり、目的とつながっているべき 

    「プロセス設計は、ただの業務効率ではなく“支援”」「全体の目的とミッションを伝えてこそ、メンバーに意味とやりがいが生まれる」という学びが印象的でした。


  • 成果と効率化のバランスに悩む現場のリアル 

    「成果に集中するとプロセス改善が後回しになる」「改善活動そのものが成果であると認められる組織文化が必要」との視点も共有されました。


  • 設計は“感覚”ではなく“可視化と構造化”のスキル 

    「感覚で動くとミスが増える」「全体像を構造として共有できることが、プロジェクトの安心感や品質につながる」との気づきがありました。


  • “一人で設計する”から“対話して設計する”への転換 

    「過去のWBSはリーダー任せで誰も見なかった」「対話を通じてこそ、全員で同じ景色が見える設計になる」と、関係性づくりの重要性にも言及がありました。


  • 「知らない」と言えるマネージャーでいること 

    「全てを知っている必要はない」「教えてもらいながら一緒につくるスタンスが、巻き込み型のリーダーシップにつながる」との温かい言葉も共有されました。

🔸Good PASS ベーシック勉強会とは?

管理職が成果をあげる“基本の型”を学ぶ場。Good Teamが提供する「管理職12役割ステップ」を 毎月1テーマずつ丁寧に学び、組織で成果を出すための視点と行動を整理・言語化していく学びの時間です。  単なる講義ではなく、テーマに沿った【行動のエッセンス】と【実践へのヒント】を持ち帰れる構成でお届け。 参加者同士の対話やワーク、講師との「放課後タイム」も通じて、知識だけで終わらない“実践知”が育ちます。




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