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管理職育成がうまくいかない──施策とマネジメント支援の見直し方&考え方【人事・経営者のお悩み解決Tips】

  • 株式会社Hitoiro
  • 4 日前
  • 読了時間: 5分

管理職育成にある程度取り組んできたはずなのに、なぜか手応えがない──そんなもどかしさを抱えている人事・経営者の方も多いのではないでしょうか。

「育てているはずなのに、育っていない気がする」「管理職が疲れている」──そんな声を聞いたとき、施策の中身や現場の支援体制に“ずれ”が起きている可能性があります。


この記事では、管理職育成がうまくいかないと感じたときに必要な“見直し視点”と、外部のマネジメント支援を導入する際の判断軸をご紹介します。



なぜ管理職育成が思うように進まなくなるのか?


✅ 現場が疲弊しやすい理由

時間とエネルギーをかけているはずなのに、「思ったより管理職が育っていない」と感じる代表的な背景には、


  • 育成への期待と現場のリソースとのギャップ

  • 管理職の支援がメンバーにうまく伝わらず、行動や成果に結びついていない状態

  • メンバー側の受け身化やモチベーション低下

  • 社風や文化に合った育成設計や導入支援が足りない


といった要因が絡み合っています。



✅ 研修後、“現場でどうすればいいか”がわからない管理職たち

研修や育成施策は導入されていても、「実際の現場で、どの場面でどう支援すればいいのか」が見えずに悩む管理職は少なくありません。


  • 「Willは聞けたけど、次に何をしたらいいのか…」

  • 「成果に結びつけたくても、どう任せればいいのかわからない」


こうした声の背景には、育成の考え方や判断基準が十分に浸透していないことがあります。

結局は経験と勘に頼った自己流マネジメントになりがちで、現場での実践につながらないことで成果や成長を感じられず、人事とのギャップも広がってしまいます。


管理職研修を受けても実践につながらないことが人事や経営者の悩み


管理職育成がうまくいく企業の特徴


行動変容が起きる育成には“内省・関係性・習慣”が組み込まれている

行動変容が起きている管理職育成プログラムには、次のような要素が施策や研修に組み込まれています。


  • 育成や支援について、管理職自身が自分なりに考え、判断できるよう導くプロセスが含まれている

  • 対話やふりかえりを通じて、管理職の視座やマネジメント観が広がる設計になっている

  • 管理職同士が悩みを共有・相談しやすいよう、信頼関係や対話の仕掛けが組み込まれている

  • チームの変化や成長の兆しに気づき、メンバーと対話できる関係性を築く工夫がある

  • 日常の中に小さなアクションを取り入れ、成長を習慣化する工夫がされている



育成内容だけでなく、社内への届け方も設計されている

管理職育成がうまくいっている企業では、プログラムの中身だけでなく、誰に・どのように社内で届けるかを含めて、導入と定着までを一貫して丁寧に設計しています。

特に、次のような“疲弊の要因”への対策が、導入・運用プロセスにあらかじめ組み込まれています。


  • 育成の目的やゴールを丁寧に言語化し、経営・上司・人事・現場の認識のズレを防いでいる

  • 現場の負担や忙しさを前提に、実施時期・頻度・フォローの方法が設計されている

  • 初期の受け身な反応も見越し、参加の意義や価値をわかりやすく伝え、巻き込む工夫がある

  • 「学んだ内容をどう現場で活かすか」を支援する社内の橋渡し役が明確になっている


施策を“実施すること”ではなく、「届け方」「受け取られ方」までを設計することが育成成果につながっている──それが、うまくいっている企業の共通点です。




Good Teamが成果につながる育成支援を実現できる理由


現場で成果を出す“管理職の型”が明確である

Good Teamでは、組織成果を出す管理職育成の実践を支えるフレームとして「管理職12役割ステップ」を活用しています。


「自己理解と自己管理」から始まり、「チームビジョンの提示」「役割のアサイン」「フィードバック」まで、管理職に求められる12の役割を明確に整理。

この“行動の地図”があることで、支援の場でも現場でも、管理職が迷いなく育成に取り組める状態をつくりやすくなります。


管理職自身が育成を「なんとなくやる」のではなく、「型に基づいて選び取る」ことができる──それが、この12ステップの本質的な価値です。


これらは、以下などのメンタリングサービスを通して、管理職の成長に寄り添い、管理職として必要な視座と視野を広げながらがら、柔軟な考え方や行動の軸を育てていけるよう伴走し、組織成果を出すことを支援しています。

<実践型グループメンタリング>


<パーソナルメンタリング>


特徴は、

  • メンターや管理職仲間との対話で自分にない「新たな視点」に出会える

  • 気づきを内省し、自分のスタイルを磨いていける

  • 自分らしく「成長と成果に挑み続けたくなる」心理的安全な場設計

  • 悩みや問題を1人で抱え込まずに相談できる環境がある

  • 成長に向けた行動変容を促す“成長習慣”が自然と形成される




管理職育成は、“伝わってこそ”成果になる

育成や支援がうまくいかないとき、人事担当者は“届けたい想い”(ねらい)が伝わっていないことに悩みます。


ですが、言葉にならない管理職の不安や「うまくいかない感覚」に伴走する仕組みがあれば、 そこから確実に育成は再び動き出します。


「管理職育成、ちゃんと届いてるかな…?」と不安になったら。

いま一度、“誰に、どんなふうに届かせたいか”を、立ち止まって見つめ直してみてください。

Good Teamは、その問いを一緒に探すところから、お手伝いできます。







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